こんにちは!
今日は熊本でお金の先生をやっているんですが、その7、8月のテーマの
『ほっからかし投資術』の方法をわかりやすく3STEPで解説してみようと思います。
あとheibonが思った『ほったらかし投資術』の『弱点』と『その対策』も考えてみたので、お話してみようと思います。
この記事でわかること
・『ほったらかし投資術』の内容、具体的なやり方
・『ほったらかし投資術』の『弱点』と『対策3選』
この記事をオススメする人
・投資に興味はあるけど、まだ実行していない人。
・投資はしているけど、自分のやり方であっているか知りたい人。
目次
『ほっからかし投資術』って何?わかりやすく解説!!
『資産を3つに分けましょう!』
これが『ほったらかし投資術』の結論です。
具体的には『生活防衛資金』『有リスク資産』『無リスク資産』この3つですね。
それぞれの計算方法と預ける場所はこちらです。
①生活防衛資金を3か月~6か月貯める→『普通預金』
②老後生活で月いくら節約できるか?を考える→『有リスク資産額の計算』→『全世界株インデックスファンド』
③余った金融資産は無リスク資産にする→『国債』
以上です。
どうですか?
めちゃくちゃシンプルじゃないですか?
しかし、計算が多少複雑です。
わかりやすいように、
モデルケースで考えてみましょう!
『ほったらかし投資術』の具体的な方法を例を使って解説!
・会社員30代男
・月収20万
・生活費15万
・月に投資できるお金:5万
・月に節約できるお金:1万
なんかheibonみたいですが、気にしないで続けましょう。
まず①の『生活防衛資金』の計算です。
生活費15万×3か月~6か月=45万~90万となります。
このお金はすぐ使えるようにしたいお金なので『普通預金』にします。
次に②の『有リスク資産』の計算です。
月1万くらいなら節約できる!という人は、老後30年で12か月、1万減っても大丈夫ということなので、
『30×12×1=360万』をリスクにさらせるというわけです。
②の計算はまだ続きます。
さっきのリスクにさらしていい360万×3倍の『1080万』までは『全世界株インデックス』で投資します。
なぜ、3倍なのか?というと、
株式の上がり下がりは『4割の儲け』と『1/3の損』を繰り返しながら、
『平均5%の儲け』へ繋がっていくから。らしいです。
(正直なぜ3倍なのかは、何回読んでもわかりませんでした。汗)
つまり、1080万投資すると『年間54万』お金が増えていく。ということになります。
最後に③の『無リスク資産』の計算です。
計算というか、余った金額になるので、
45万+1080万=1125万以上の資産をもったら考えればいい話なので、
これから投資を始める月収20万男にはあまり関係がないとも言えます。
つまり、
①月5万で『生活防衛資金』を貯めるのに『9か月』
②月5万で『全世界株インデックス』を買い増すのに『18年』
③『19年』以降は月5万分の『国債』を買い続ける
これがモデルケースでのファイナルアンサーです。
30代男は『50歳くらい』で『1150万』くらいの資産をほぼ確実にもっていることになります。
なかなか夢のあるお話ですね。
『ほったらかし投資術』の『弱点』と『対策3選』
『ほったらかし投資術』に弱点があるとすれば、トコトン合理的だということです。
投資するのが、機械やAIならいいですが、投資するのは非合理の塊、人間です。
時々わけのわからない行動をする生き物、人間です。
この合理、非合理を計画に含めていないことがなかなか成功を想像できない要因になっていると感じたので、
これに対する対策を考えてみました。
①家計の見える化
②固定費の見直し
③転職、副業の実施
この3つです。
簡単に見ていきましょう。
対策①:家計の見える化
まず、現状の把握です。
オススメの手順は2STEPです。
①できるだけ『現金』を使わず、クレジットカード決済に切り変える。
②『マネーフォワードME』のアプリより『家計の見える化』で現状を把握します。
とりあえずこれだけで大丈夫です。
対策②:固定費の見直し
次に固定費を見直します。
例えば、
①家賃
②保険
③携帯
この3つがなかなか大きい削減になると思います。
heibonの場合は、
①家賃→月40000円マイナス
②保険→月5000円マイナス
③携帯→月5000円マイナス
合計50000円の固定費削減に成功しました。
隣町に10円安い卵を買いにいくより、確実で高い節約効果が出ます。
対策③:転職、副業の実施
つぎに考えるのは、収入を増やすことです。
会社員の生き方が好きな人は『より良い企業へ』
自営業としても生きていけるな。と思ったら『より良いお客さん探しへ』
heibonの場合は『副業』をオススメしています。
・熊本というあまり『年収が高くない企業が多い環境』
・『heibon自身の能力の無さ』
どちらもネガティブですが、この2つが理由です。
逆に、3大都市圏に住んでいる人は『転職エージェント』に手伝ってもらい、『転職活動』をした方がいいと思います。
おそらくheibonでもそうすると思います。
『非合理的であること』を受け入れて『ほったらかし投資術』の成功確率をあげよう!
最後に復習です。
ほったらかし投資術とは、
資産を
『生活防衛資金』『有リスク資産』『無リスク資産』
の3つに分けることです。
具体的な金額と預け先は、
①生活防衛資金を3か月~6か月貯める→『普通預金』
②老後生活で月いくら節約できるか?を考える→『有リスク資産額の計算』→『全世界株インデックスファンド』
③余った金融資産は無リスク資産にする→『国債』
となります。
しかし、トコトン合理的な方法なので、非合理的な生き物である『人間』にはなかなか合わない方法でもある。
なのでその対策は、
①家計の見える化
②固定費の見直し
③転職、副業の実施
です。
以上です。
ほったらかし投資術は、
『片手間でプロ並みの投資結果を得る』というかなり優秀な手法です。
ただあなたが非合理的な人間であることは忘れずに、
今より明日、明日より明後日を良くする努力を続けていってくれると、
『ほったらかし投資術』の成功確率もあがると思います。
その判断に迷いそうなら、是非ご相談下さい。
ではまた。
参考動画:
①第218回 【改訂版】新しい「ほったらかし投資術」について解説【株式投資編】
両学長 リベラルアーツ大学
参考書籍:
本当の自由を手に入れるお金の大学
著:神こと両@リベ大学長
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