2分で読める!マイクロ法人のメリット10選!!

おはようございます。

今日はマイクロ法人について書いていくよ。

『個人事業で稼ぐのにも慣れてきたなー』って人には、オススメの内容です。

どうぞご覧ください。

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橘玲  (著)  

マイクロ法人のメリット10選

① 役員社宅が使える

② 社会保険を最安で使える

③ 節税の幅が増える

④ 株式投資ができる

⑤ 信用が高い

⑥ お金を借りやすい

⑦ 補助金をもらいやすい

⑧ 所得税、住民税のコントロールができる

⑨ 相続がラクになる

⑩ 社長です。と名乗れるので、少し気持ちがいい(笑)

どうですか?

正直、法人経営1年生なので、知らない情報がまだまだあると思います。

しかし、
この10個の内、3つ知っているだけでも
かなりお得に立ち回ることができます。

今日はその『3つのメリット」を紹介していこうと思います。

マイクロ法人のメリット3つは何??

まず、特にお得だと思うメリット3つは、

①役員社宅を使える
②社会保険を最安で使える
③所得税、住民税をコントロールできる

です。

『役員社宅』ってなに?

まず、
『役員社宅』とは、
その名の通り『役員』が住む住宅を『借りれる』制度のことです。

どうお得なのかというと、

①家賃の80%を経費にできる
②役員である個人の負担は20%

その他の、水道、電気、ガスなどの経費の40%は、
個人事業の方の経費にできたりします。
(役員社宅の水道高熱費は、法人の方の経費にはできないので、注意!!)

役員社宅を使う手順としては、

①法人を作る
②法人名義で物件を契約
③法人名義で家賃の支払い(家賃の100%)
④個人負担分を法人に振り込む(家賃の10~20%ほど)

手順としてはこれだけなのでかんたんです。
問題は個人負担分を少なくし過ぎると経費計上できなくなるので、ここも注意が必要です。

家賃が10万だとしたら、8万を経費計上できるので、かなりおススメの制度になります。

『社会保険』を最安で使えたらそんなにいいの??

社会保険の最適化も、結論かなり使える制度です。
『社会保険料』は、ざっくり説明したら『4月~6月の給料』で決まります。
このため、会社員で『社会保険料』をコントロールすること、はっきり言って無理なんですね。

ではどうするか?というと、
法人から年間54万の給料をもらい、社会保険料を最安にしよう!
という結論になります。

まとめるとこんな感じです。

①給与所得控除55万以内の給料を個人に支払う
②国民健康保険なら、家族の分も支払う必要があるが、厚生年金はその必要がない。

つまり、
年収300万の会社員が年間50万近くの社会保険料を払うのに対し、
年収300万の個人事業+マイクロ法人の役員約半分の27万で済む。
よって、マイクロ法人を持っている方が23万も得をするというヘンテコな制度になっています。

これも手順自体はかんたんで、

①法人を作る
②法人の役員になる
③法人から個人へ、月45000円、年収54万を給料として渡す。
④個人負担分の月12000円と会社負担分月12000円を支払う。

このような作業を毎月することになりますが、
金銭的にはかなりお得な制度になります。

『所得税』『住民税』のコントロールってどうすんの?

所得税、住民税のコントロールも大事な部分です。
例として挙げると、
年収300万の会社員(会社員時代の自分の年収)では約16万円ほど『所得税』『住民税』をとられます。

ではこの16万をどうするか?というと、
法人以外で事業所得をもらい、経費、控除を使って節税する!
という結論になります。

まとめるとこんな感じです。

①法人の給料54万と合わせて、年間300万をフリーで稼ぐ
②経費、控除を使って節税する

つまり、
給料54万と合わせて300万を稼ぎ、
会社経営で必要な経費を計上し、残った課税分は、
『iDeCo』や『小規模企業共済』や『経営セーフティ共済』を使って
節税しよう!という結論です。

こちらも手順としてはシンプルです。

①法人から年54万給料をもらう
②個人事業で年250万ほど稼ぐ
③粗利益から経費をひく
④残りの利益から『iDeCo(年33.6万)』『小規模企業共済(年84万)』『経営セーフティ共済(年240万)』をひく

これでだいたい基礎控除48万以下になるので、『所得税』『住民税』がゼロになり、
さきほどの16万は支払わなくてよくなる。というわけです。

この方法なら、給料54万とは別に、
利益が年365万円までは『無税』になります。

これに『配偶者』などの『扶養控除』『家族に給料は支払う』といった形で、
経費を増やして、税金を少なくしていくことも可能です。

こういった方法を駆使していくと、
個人、法人合わせて、年収1000万円あるのに、
支払う税金が年収300万円の会社員と変わらない。
といった家庭もあるようですね。うらやましい・・・汗

まとめ

このようにマイクロ法人はうまく使えれば、

①役員社宅で家賃を80%カット
②社会保険料を50%カット
③所得税、住民税を100%カット

とメリットが多い。と思いますが、
もちろんデメリットもあります。

①決算作業が複雑・・・税理士報酬15万(決算整理仕訳)
②法人住民税均等割7万が毎年必ずかかる
③法人と個人の事業は別の事業をする必要がある。

という感じです。

①は自分でもやれないことはないですが、正直難しいのでオススメはしないです。
②は法人が存在する限り払わない。という選択肢がないので、素直に払いましょう。
③は法人と個人の事業が同じだと、一緒に課税されてしまうので、節税の意味がなくなってしまいます。

最後に、
個人である程度稼げるようになったら、
マイクロ法人を持つことはとても大事なステップになるので、
一度チャレンジしてみて下さい。

ではまた。

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